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腰椎固定術後の筋トレとは?

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腰椎固定術後の筋トレとは?

腰椎固定術後の筋トレとは?

2026/05/01

腰椎固定術後の筋トレとは?再発を防ぎ“動ける身体”を取り戻すリハビリ戦略

 

監修・著者

パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起

https://personalgymshinsaibashi.jp/

 

前回記事:脳梗塞片麻痺時の非麻痺側の筋トレの重要性とは?

 

こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️

「手術は成功したのに、動くのが怖い」
「どこまで筋トレしていいのか分からない」
「もう前みたいに動けないのでは?」

 

腰椎固定術(脊椎固定術)を受けた方から、こういった相談は非常に多いです。

 

結論から言います。

腰椎固定術後こそ、筋トレは“必須”です。

 

ただしここで重要なのは、「やればいい」ではなく、正しい順序と負荷でやることです。

 

間違ったアプローチは再発や隣接椎間障害(Adjacent Segment Disease)を招く可能性がありますが、適切な筋トレは痛みの軽減、機能回復、再発予防に直結します。

 

今回は、腰椎固定術後の筋トレについて、エビデンスに基づきながら、臨床的に使える形で解説していきます。

 

 

⭐️まず、腰椎固定術とは何か??

腰椎固定術は、椎間板変性やすべり症、脊柱管狭窄症などに対して、椎体同士を固定することで不安定性を改善する手術です。

 

これにより、痛みの原因となる「動きすぎる関節」を制限します。

しかし同時に、「動かなくなる」という代償も生まれます。

 

つまり、固定された分だけ、他の部位に負担が分散される構造になります。

⭐️この状態で筋力が不足しているとどうなるか?

周囲の関節や組織に過剰な負担がかかります。

 

特に股関節や胸椎の可動性が低下していると、腰椎の代わりに動こうとしてしまい、結果的に再発リスクが高まります。

 

つまり、腰椎固定術後のリハビリは「腰を守る」だけでなく、全身で動く身体を再構築することが本質です。

 

 

⭐️具体的にどのような筋トレが必要なのか

最初に重要なのは、「体幹の安定性」です。

 

ここでいう体幹とは、単なる腹筋ではありません。

腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋といった、いわゆる“インナーユニット”です。

 

これらの筋肉が協調して働くことで、脊柱の安定性が保たれます。

 

研究でも、腰痛患者や術後患者ではこれらの筋活動が低下していることが報告されています。

 

初期段階では、「ブレーシング」や「ドローイン」といった低負荷のトレーニングから開始します。

 

ここでの目的は筋肥大ではなく、神経筋コントロールの再獲得です。

 

つまり、「正しく力を入れる能力」を取り戻すことが重要です。

⭐️次の段階では、「股関節主導の動作」を習得

代表的なのがヒップヒンジです。

 

腰ではなく股関節で動くことで、腰椎への負担を最小限に抑えながら動作が可能になります。

 

この動作は、スクワットやデッドリフトなど、すべての基本動作の土台になります。

 

腰椎固定術後の患者でこの動きができていないケースは非常に多く、ここを改善するだけで痛みが軽減することもあります。

 

 

⭐️さらに進むと、「全身の筋力トレーニング」に移行

ここで重要なのは、「腰を守る」意識だけでなく、「全身で支える」意識です。

 

例えばスクワットでは、股関節・膝・足部が連動し、体幹が安定することで、腰への負担が分散されます。

 

このような多関節運動は、日常生活動作にも直結します。

⭐️エビデンス

複数の研究において、腰椎手術後の患者に対する運動療法は、疼痛軽減、機能改善、生活の質向上に有効であることが示されています。

 

特に、体幹トレーニングと全身運動を組み合わせたプログラムが効果的とされています。

 

また、早期からの適切な運動介入は、長期的な予後を改善することも報告されています。

 

つまり、「安静にしすぎること」がむしろリスクになる可能性があります。

 

 

⭐️ただし、ここで絶対に押さえておきたいのが「段階的負荷」

いきなり高重量を扱うのはNGです。

 

組織の治癒過程に合わせて、負荷を徐々に上げていく必要があります。

 

また、痛みが出る場合は無理に続けるのではなく、フォームや負荷設定を見直すことが重要です。

 

 

⭐️重要なのが「恐怖回避思考」

術後の患者は、「また痛くなるのではないか」という恐怖を持ちやすいです。

 

この状態では動作が制限され、結果的に機能低下が進みます。

 

段階的に成功体験を積むことで、「動いても大丈夫」という感覚を取り戻すことが重要です。

 

 

⭐️ここまでの内容をまとめると

腰椎固定術後の筋トレは「体幹安定」「股関節主導」「全身連動」の3ステップで進めることが重要です。

 

そしてその目的は、「腰を守る」ことではなく、腰だけに頼らない身体を作ることです。

 

 

⭐️まとめ

・腰椎固定術後は他部位への負担が増える
・体幹の安定性が最優先
・インナーマッスルの再教育が必要
・股関節主導の動作が重要
・全身トレーニングで負担を分散する
・運動療法はエビデンス的に有効
・段階的な負荷設定が必要

 

 

◆ パーソナルジム心斎橋からのご提案

腰椎固定術後のリハビリは、「何をやるか」で結果が大きく変わります。

 

パーソナルジム心斎橋では、理学療法士としての専門知識をもとに、術後の状態に合わせた安全なトレーニングを提供しています。

 

「どこまで動いていいのか分からない」
「再発が怖い」

そういった方こそ、一度ご相談ください。

 

身体は、正しく使えば必ず回復します。

一緒に健康的な運動習慣を作っていきましょう!☺️

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