行動変容のステージモデルと筋トレ
2026/05/31
筋トレを始めたいと思っている人はたくさんいます。
しかし実際に継続できる人はそれほど多くありません。
ジムへ入会した。
ウェアも買った。
最初はやる気があった。
でも気付けば行かなくなった。
こうした経験をした方も少なくないと思います。
実はこれには心理学的な理由があります。
人間は思ったほど簡単には行動を変えられません。
そこで有名なのが行動変容のステージモデルです。
これはProchaskaらによって提唱された理論で、人が健康行動を習慣化するまでには段階があると考えられています。
今回は行動変容のステージモデルと筋トレの関係について解説していきます。
なぜ筋トレが続かないのか、その理由を見ていきましょう。
⭐️まず最初の段階が無関心期です。
この段階では運動の必要性を感じていません。
筋トレなんて必要ない。
自分には関係ない。
そう考えている状態です。
当然この段階では行動は起きません。
次に関心期があります。
筋トレした方が良いかもしれない。
痩せたい。
身体を変えたい。
そう思い始める時期です。
しかしまだ行動には移していません。
実は多くの人がここで止まっています。
やろうと思っているだけの状態です。
⭐️その次が準備期です。
ジムを調べる。
ウェアを買う。
トレーニング動画を見る。
こうした行動が始まります。
そして実際に筋トレを始める段階が実行期です。
ここで重要なのは、筋トレを始めることと継続することは全く別という点です。
多くの方は実行期までは到達できます。
しかし問題はその後です。
筋トレはすぐに身体が変わるわけではありません。
1週間で腹筋は割れません。
1か月で劇的には変わりません。
するとモチベーションが下がります。
ここで辞めてしまう人が非常に多いのです。
研究でも運動習慣の離脱率は高いことが報告されています。
特に開始後6か月以内の離脱が多いとされています。
だから最後の維持期が最も重要なのです。
筋トレを生活の一部にする段階です。
維持期に入ると、やる気だけで運動していません。
歯磨きのように当たり前になります。
ここまで到達すると身体は大きく変わります。
筋肉量も習慣も積み上がっているからです。
⭐️ではなぜパーソナルトレーニングが有効なのでしょうか。
実は行動変容の観点から非常に理にかなっています。
まず予約があります。
強制的に行動が発生します。
さらにトレーナーがいます。
監視効果が働きます。
人は誰にも見られていない時よりも、見られている時の方が行動しやすくなることが知られています。
これを社会的促進と呼びます。
また身体の変化も共有できます。
体重が落ちた。
筋力が上がった。
姿勢が良くなった。
こうした成功体験は自己効力感を高めます。
自己効力感が高い人ほど運動継続率が高いことも報告されています。
つまりパーソナルトレーニングは筋トレ指導だけではありません。
行動変容をサポートしているのです。
筋トレで最も難しいのはスクワットでもベンチプレスでもありません。
続けることです。
正しいフォームを覚える。
食事を整える。
筋力を伸ばす。
これらは継続できれば後からついてきます。
しかし継続だけは別です。
継続には環境作りが必要です。
人間は意志だけでは変われません。
だからこそ仕組みが重要なのです。
筋トレ成功者は特別な才能があるわけではありません。
続けられる環境を作っているだけです。
行動変容のステージモデルは、その事実を非常に分かりやすく説明しています。
身体を変える前に、まず行動を変える必要があるのです。
◆パーソナルジム心斎橋からのご案内
パーソナルジム心斎橋では、単なる筋トレ指導だけではなく、運動習慣の定着まで含めたサポートも行っています。
筋力向上、ダイエット、健康維持だけではなく、続けられる環境作りを大切にしています。
今まで何度もジムを辞めてしまった方や、一人では継続さできなかった方も、ぜひ一度ご相談ください☺️
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