外反母趾の予防と筋トレの関係
2026/05/31
外反母趾の予防と筋トレの関係
監修・著者
パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起
パーソナルジム心斎橋
前回記事:半月板損傷後の予後
こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️
女性に非常に多い足のトラブルの一つが外反母趾です。
親指が小指側へ曲がり、足の付け根が突出してしまう変形です。
ヒールや先の細い靴が原因と思われることが多いですが、実はそれだけではありません。
近年では筋力低下との関係も注目されています。
外反母趾は単なる足の変形ではありません。
進行すると歩行能力やバランス能力にも影響する可能性があります。
さらに膝や股関節への負担増加にも繋がることがあります。
だからこそ早い段階からの予防が重要なのです。
今回は外反母趾の予防と筋トレの関係について解説していきます。
なぜ筋肉が重要なのかを見ていきましょう。
⭐️まず外反母趾では足のアーチ機能低下が関与していることがあります。
足裏には身体を支えるアーチ構造があります。
しかし足の筋肉が弱くなると、このアーチが崩れやすくなります。
すると足の横幅が広がりやすくなります。
この状態を開張足と呼びます。
開張足は外反母趾の進行要因の一つと考えられています。
つまり外反母趾は単純に親指だけの問題ではありません。
足全体の筋力低下とも関係しているのです。
⭐️特に重要なのが母趾外転筋です。
これは親指を正しい位置へ保つ役割を持つ筋肉です。
研究では母趾外転筋のトレーニングによって、足部支持性向上やアーチ機能改善が報告されています。
足部内在筋を鍛えることが外反母趾予防へ繋がる可能性が示されています。
また近年ではショートフットエクササイズという運動も注目されています。
足裏のアーチを引き上げるような運動です。
研究ではショートフットエクササイズが母趾外転筋活動を高め、内側縦アーチ維持へ有効であることが報告されています。
外反母趾予防の運動としても活用されています。
さらに足趾を広げる運動も有効性が報告されています。
母趾外転筋の断面積増加や外反母趾角改善へ繋がった研究もあります。
つまり足の細かい筋肉は鍛えられるのです。
そしてその積み重ねが足の変形予防へ繋がる可能性があります。
しかし実は足だけ鍛えれば良いわけではありません。
ここが非常に重要です。
⭐️外反母趾の方を観察すると、股関節や体幹機能低下を伴うケースも少なくありません。
歩行時のバランスが崩れている場合もあります。
股関節周囲筋が弱いと下肢アライメントが乱れやすくなります。
その結果、足部への負担も増加しやすくなります。
そのため最近ではスクワットやヒップトレーニングなども重要視されています。
足だけではなく全身の機能改善が大切なのです。
また体重増加も外反母趾リスクへ関与すると考えられています。
足への荷重負担が増えるためです。
その意味でも筋トレは非常に有効です。
筋肉量維持によって体重管理もしやすくなります。
さらに筋力がある方は歩行能力も維持しやすくなります。
活動量低下予防にも繋がります。
外反母趾は年齢とともに進行する方もいます。
しかし全てが遺伝で決まるわけではありません。
足の筋肉を使う。
身体を支える筋肉を鍛える。
体重を管理する。
これらは全て予防へ繋がる可能性があります。
外反母趾になってから慌てるのではなく、予防の段階から身体を整えることが重要です。
足は毎日使う場所だからこそ、早めの対策が大切なのです。
◆パーソナルジム心斎橋からのご案内
パーソナルジム心斎橋では、外反母趾予防や歩行機能改善を目的とした運動サポートも行っています。
足部機能だけではなく、股関節・体幹・下肢筋力まで含めた全身の運動指導を大切にしています。
外反母趾が気になる方や、将来も元気に歩き続けたい方も、ぜひ一度ご相談ください☺️
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