双極性障害にウエイトトレーニングは効果がある?
2026/05/12
双極性障害にウエイトトレーニングは効果がある?心と身体を支える“運動療法”の可能性
監修・著者
前回記事:心不全に“脚の筋肉”が重要な理由
こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️
近年、「運動」と「メンタルヘルス」の関係がかなり注目されています。
特にうつ病や不安障害だけではなく、“双極性障害”に対しても、適切な運動習慣が重要ではないかという研究が増えてきています。
双極性障害は、
気分が大きく高揚する“躁状態”と、
強い抑うつ状態を繰り返す疾患です。
生活リズムの乱れや睡眠障害、活動量低下なども関与しやすく、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
その中で最近注目されているのが、“運動療法”です。
特にウエイトトレーニングは、単なる筋力向上だけではなく、
睡眠。
自己肯定感。
ストレス軽減。
生活リズム。
などにも関与する可能性があります。
今回は、理学療法士の視点から、「双極性障害とウエイトトレーニング」について、エビデンスベースで解説していきます!
⭐️「心の病気」と「身体」は深く繋がっている
昔は、「精神」と「身体」を別々に考える傾向がありました。
しかし現在では、かなり密接に関係していることがわかっています。
特に双極性障害では、
睡眠リズムの乱れ。
慢性的ストレス。
活動量低下。
自律神経の乱れ。
などが起こりやすいと言われています。
さらに抑うつ状態では、
外出が減る。
運動量が減る。
筋力が低下する。
という悪循環にも入りやすくなります。
すると身体機能だけではなく、
疲れやすさ。
自己肯定感低下。
生活リズム悪化。
にも繋がりやすくなります。
つまり双極性障害では、「心のケア」だけではなく、身体機能を維持することも非常に重要なんです。
⭐️ウエイトトレーニングは“脳”にも影響する
筋トレというと、筋肉を大きくするものというイメージが強いと思います。
しかし実際には、脳にもかなり影響しています。
運動によって、
セロトニン。
ドーパミン。
BDNF(脳由来神経栄養因子)。
などが変化すると言われています。
特にBDNFは、“脳の可塑性”に関与する重要な因子として注目されています。
簡単に言えば、「脳が回復しやすい環境」に関係している可能性があります。
さらにウエイトトレーニング後には、
達成感。
爽快感。
自己効力感。
などを感じる方も多いです。
「今日はジム行けた」
「少し身体動かせた」
こうした小さな成功体験は、精神面にもかなり重要です。
もちろん、筋トレだけで双極性障害が治るわけではありません。
しかし近年では、補助的な治療戦略として運動療法が注目されています。
⭐️双極性障害では“生活リズム”が非常に重要
双極性障害でかなり重要なのが、“生活リズム”です。
特に、
睡眠時間。
活動時間。
日中の運動量。
これらが乱れることで、症状悪化に繋がるケースもあります。
実際、双極性障害では睡眠障害がかなり多いと言われています。
その中で、適度な運動習慣は、
睡眠の質改善。
日中活動量向上。
生活リズム安定。
などに関与する可能性があります。
特にウエイトトレーニングは、決まった時間に通うという行動習慣も作りやすいです。
これは精神面だけではなく、自律神経や生活管理の面でもかなり重要です。
⭐️“自己肯定感”と筋トレの関係
理学療法士として現場で感じるのが、「身体が変わると表情が変わる」ということです。
特に運動習慣が無かった方ほど、
姿勢改善。
体力向上。
筋力向上。
によって、かなり印象が変わることがあります。
双極性障害では、
「自分に自信が持てない」
「何もできない気がする」
という感覚を抱える方も少なくありません。
しかし筋トレでは、
重量が増える。
回数が伸びる。
継続できる。
など、“成長を実感しやすい”特徴があります。
人間は、「できた」という経験を積み重ねることで、少しずつ前向きになれることがあります。
つまり筋トレは、身体を鍛えるだけではなく、自信を積み上げる側面もあります。
⭐️ただし“やり過ぎ”には注意も必要
双極性障害では、躁状態になると、
活動量過多。
睡眠不足。
過集中。
などが起こることがあります。
そのため、急激にやり過ぎることには注意が必要です。
特に、
毎日長時間トレーニング。
睡眠削減。
極端な追い込み。
などは、逆に負担になる可能性もあります。
つまり大切なのは、適切な強度です。
無理に追い込むより、
少しでも継続できる。
生活リズムを整えられる。
こうした運動習慣の方が重要な場合も多いです。
だからこそ、身体だけではなく、その人の状態を見ながら進めることが大切なんです。
⭐️運動は“人生の土台”を整える可能性がある
近年では、運動療法は単なる体力作りではなく、生活の質そのものに関与すると考えられています。
特に筋トレには、
体力向上。
睡眠改善。
血流改善。
ストレス軽減。
など、多くの可能性があります。
もちろん双極性障害は、専門医による治療や服薬が非常に重要です。
その上で、身体を整えるという視点も、これからかなり大切になっていくと思います。
運動は万能ではありません。
ですが、「少し前向きになれるきっかけ」になる可能性は十分あります!
◆パーソナル心斎橋からのご案内
パーソナルジム心斎橋では、理学療法士としての医学的知識を活かし、身体だけではなく生活全体を整えるサポートを大切にしています。
姿勢改善。
筋力向上。
生活習慣改善。
運動習慣作り。
まで総合的にサポートしています。
「最近体力が落ちた」
「生活リズムを整えたい」
「健康的に身体を動かしたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください☺️
一緒に健康的な運動習慣を作っていきましょう!☺️
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