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心不全に“脚の筋肉”が重要な理由

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心不全に“脚の筋肉”が重要な理由

心不全に“脚の筋肉”が重要な理由

2026/05/11

心不全に“脚の筋肉”が重要な理由とは?歩けなくなる前に知ってほしいこと

 

監修・著者
パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起
パーソナルジム心斎橋

 

前回記事:腰椎分離症に対するウエイトトレーニングの効果

 

こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️

「心不全」と聞くと、多くの方は“心臓の病気”というイメージを持つと思います。

 

しかし実際の臨床では、心不全は“全身の病気”として考えることが非常に重要です。

 

特に深く関係しているのが、“脚の筋肉”です。

「え?心臓の病気なのに脚?」と思うかもしれません。

 

ですが近年では、心不全患者さんの予後や生活機能において、“下肢筋力”が非常に重要であることが多くの研究で示されています。

 

実際、心不全の方は、

「息切れ」
「疲れやすさ」
「歩行能力低下」

だけでなく、脚の筋肉量低下がかなり進行しているケースが多いです。

 

今回は、「なぜ心不全に脚の筋肉が重要なのか」を解説していきます!

 

 

⭐️心不全は“心臓だけ”の問題ではない

心不全とは、簡単に言えば、「心臓が全身へ十分な血液を送れなくなる状態」です。

 

すると身体では、

息切れ
浮腫
倦怠感
運動耐容能低下

などが起こります。

 

しかしここで重要なのが、“活動量低下”です。

動くとしんどい。
息が切れる。
疲れる。

その結果、どんどん身体を動かさなくなります。

 

すると最初に落ちやすいのが、“脚の筋肉”です。

 

特に太もも周囲の筋肉は、身体の中でも大きな筋群です。

この筋肉が落ちると、

歩くのがしんどい
立ち上がりが辛い
階段が苦痛

という状態になっていきます。

 

つまり心不全では、

「心臓が悪くなる」

「動かなくなる」

「脚の筋肉が落ちる」

「さらに動けなくなる」

という悪循環が生じます。。

⭐️脚の筋肉は“第二の心臓”

ふくらはぎは“第二の心臓”と言われています。

 

これは、脚の筋肉が血液循環に大きく関与しているからです。

 

人間の血液は、重力に逆らって下半身から心臓へ戻らなければいけません。

 

その時に重要なのが、“筋ポンプ作用”です。

歩く。
筋肉が収縮する。
血液が押し戻される。

この働きによって、循環が維持されています。

 

しかし脚の筋力が低下すると、このポンプ機能も低下します。

 

すると、

浮腫が増える
血流が悪化する
疲労感が強くなる

などが起こりやすくなります。

 

つまり脚の筋肉は、単なる“移動のための筋肉”ではなく、「循環を支える臓器」とも言える存在です。

 

特に心不全患者さんでは、下腿浮腫が問題になるケースも多く、脚の筋活動がかなり重要になります。

 

 

⭐️心不全患者さんは“筋肉そのもの”が弱りやすい

さらに重要なのが、心不全では単純な運動不足だけではなく、“筋肉の質そのもの”が低下しやすいということです。

 

心不全では慢性的炎症や血流低下、自律神経異常などが起こります。

 

すると筋肉細胞のエネルギー代謝も悪化しやすくなります。

 

その結果、

すぐ疲れる
筋持久力低下
歩行能力低下

などが起こりやすくなります。

 

つまり、「心臓だけ治療すればOK」ではなく、「筋肉を維持する」ことも非常に重要なのです。

 

最近の心臓リハビリでは、有酸素運動だけでなく、“下肢筋力トレーニング”もかなり重視されています。

 

これは筋力改善によって、

運動耐容能向上
ADL改善
生活の質改善

が期待できるからです。

⭐️「歩ける」は健康寿命そのもの

理学療法士として現場で強く感じるのが、“歩行能力”の重要性です。

 

歩けなくなると、

外出減少
活動量低下
筋力低下
社会参加低下

が連鎖していきます。

 

特に心不全患者さんでは、「しんどいから動かない」という状態が続くと、一気に身体機能が低下することがあります。

 

逆に言えば、“脚を維持できる人”はかなり強いです。

しっかり歩ける。
階段を昇れる。
買い物へ行ける。

これだけでも生活の質は大きく変わります。

 

つまり脚の筋肉は、単なる筋力ではなく、「人生の活動範囲」そのものとも言えます。

 

 

⭐️高齢化社会では“脚”が本当に重要

現在、日本では高齢化が進み、心不全患者さんも増加しています。

 

実際、「心不全パンデミック」という言葉もあるほどです。

その中で今後さらに重要になるのが、“予防”です。

 

特に中年期から、

運動習慣
下肢筋力維持
歩行習慣

を持っている人は、将来的な身体機能低下リスクを減らせる可能性があります。

 

逆に若い頃から運動不足が続くと、

筋肉量低下
血流低下
代謝低下

が進みやすくなります。

 

脚の筋肉は、老後の貯金みたいなものなんです。

若いうちから筋肉を維持することは、将来の健康寿命に直結します。

⭐️心臓だけじゃなく“脚”を見る時代へ

昔は、「心不全=安静」が中心の時代もありました。

 

しかし現在では、“適切に身体を動かす”ことの重要性がかなり注目されています。

 

もちろん無理は禁物です。

ですが、適切な運動や筋力維持は、

循環改善
生活機能維持
再入院予防

にも関与する可能性があります。

 

つまり今の心不全リハビリは、「心臓を診る」だけではなく、「全身を診る」時代とも言えます。

 

その中でも、“脚の筋肉”は非常に大きな鍵を握っています。

 

 

◆パーソナル心斎橋からのご案内

パーソナルジム心斎橋では、理学療法士としての医学的知識を活かし、「健康寿命を伸ばす身体作り」を大切にしています。

 

単なる筋トレだけではなく、

姿勢
歩行
筋力
循環
生活習慣

まで総合的にサポートしています。

 

「最近脚力が落ちた」
「疲れやすくなった」
「将来歩けなくなるのが不安」

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください☺️

 

一緒に健康的な運動習慣を作っていきましょう!

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