体力とは何か?
2026/01/04
「体力って結局なんなの?」
「年齢を重ねると体力が落ちるのはなぜ?」
そんな疑問を持つ方は多いはずです。
実は体力は“単一の能力”ではなく、複数の生理的システムがかみ合ってはじめて成立するものです。
その働きをわかりやすく示したのが、ワッサーマンの
歯車(Wasserman’s gear model)というモデルです。
今回はこのモデルを軸に、
✔ 体力とは何か?
✔ 何が強く・弱く影響するのか?
✔ 具体的にどう鍛えていけばいいのか?
を科学的に解説します。
体力(運動耐容能)って何?
医学的には、体力は「運動耐容能(Cardiorespiratory Fitness)」といわれ、心臓・肺・筋肉が協力して酸素を使い、エネルギーを生み出し持続的に活動できる能力を指します。
その代表的な指標が **最大酸素摂取量(VO₂max)**です。
VO₂maxは、「激しい運動中に体が取り込んで利用できる酸素の最大量」で、心肺機能と持久力の指標とされています。
ワッサーマンの歯車とは?
“歯車”という比喩は、体力に関わる複数のシステムが互いに連動して働くことを表したモデルです。
基本的な要素は以下の通り:
✔ 肺(酸素を取り込む)
✔ 心臓(酸素を血液に乗せて全身に送る)
✔ 血液・循環(酸素を運ぶ)
✔ 筋肉(酸素を使ってエネルギーを生み出す)
これらがまるで 歯車のように噛み合ってはじめて高い体力が成立します。
それぞれの歯車が体力にどう影響するの?
🫁 ① 肺の役割
肺は外気中の酸素を取り込み、血液へと移す役割を担います。酸素取り込み能力が低いと、体全体に十分な酸素が行き渡らず、息切れしやすい・長く動けない体になってしまいます。
❤️ ② 心臓の役割
心臓は酸素を含んだ血液を全身に送り出します。
血液を送り出すポンプ機能が低いと、筋肉に酸素が届きにくくなり、体力低下の原因になります。
💪 ③ 筋肉の役割
筋肉は受け取った酸素を利用して、エネルギー(ATP)を作り出し力を発揮する臓器です。筋肉量が少ない・弱いと、どれだけ肺や心臓が強くても、酸素をうまく利用できません。
ワッサーマンの歯車とVO₂maxの関係
実際、体力の科学的評価の場として用いられる
**心肺運動負荷試験(CPX)**では、VO₂maxや呼吸効率などを測定し、ワッサーマンの歯車モデルに基づいて、どの部分が体力のボトルネックになっているかを評価できます。
これはリハビリやトレーニングの個別設計にも役立つ
科学的根拠に根ざしたアプローチです。
なぜこのモデルが重要なのか?
このモデルは、単に “どこが弱いか” を分析するだけでなく、体力を強くするための戦略も立てやすくします。
例えば:
✔ 肺を強くする → 深呼吸系、有酸素運動
✔ 心臓を鍛える → インターバルトレーニング
✔ 筋肉を強くする → ウエイトトレーニング
そして、これらは別々ではなく、互いを刺激し合いながら体力の総合値を高めていきます。
体力アップするための具体的ポイント
✅ ① 有酸素運動で呼吸・循環系を鍛える
VO₂maxの向上は、体がより多くの酸素を取り込んで利用できる能力を上げます。
VO₂maxは年齢とともに低下しますが、定期的な運動で低下を遅らせることができます。
✅ ② 心臓の筋力を高める
インターバル運動や持久走など、心臓に強い負荷をかける運動は、血液を送り出す力を高め、体全体の酸素供給力を改善します。
✅ ③ 筋肉量・筋機能を維持する
筋肉は酸素を消費する主要な組織です。
筋量が減ると、同じ運動でも酸素利用効率が落ちるため、筋トレと持久系運動の両方が体力向上に役立ちます。
ワッサーマンの歯車は“体力全体を見る地図”
体力は単なる持久力でも、筋力でもありません。
肺・心臓・循環・筋肉という **複数の要素が連動する“全体最適”**が重要なのです。
これは、単独のトレーニングだけではなく、バランスの良い運動プログラム設計の重要性を示しています。
まとめ|体力とは「噛み合う歯車の総合力」
・体力は肺・心臓・循環・筋肉が連動して成立する
・VO₂maxはその総合力を測る代表的指標
・どこか一つでも弱いと全体が落ちる
・バランスよく鍛えることが体力向上の秘訣
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