筋肉と体温の関係
2026/05/10
筋肉と体温の関係|筋トレで平熱が上がると身体はどう変わるのか?
監修・著者
https://personalgymshinsaibashi.jp/
前回記事:筋トレによる副産物
こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️
「筋トレを始めてから寒がりが減った」
「平熱が上がった気がする」
「昔より疲れにくくなった」
実はこれ、気のせいではありません。
筋肉と体温には、かなり深い関係があります。
特に現代では、低体温傾向の方が増えていると言われています。
平熱が35℃台。
手足が冷える。
疲れやすい。
こうした状態の背景には、筋肉量低下や活動量低下が関係しているケースも少なくありません。
そして面白いことに、筋トレによって筋肉量が増えると、“体温調整機能”にも変化が起こる可能性があります。
今回は、「筋肉と体温」の関係について、代謝・血流・自律神経・免疫との関係まで含めて解説していきます!
⭐️筋肉は“熱を作る臓器”
まず知っておいてほしいのが、筋肉は人体最大の“熱産生器官”だということです。
人間の身体は、常に熱を作っています。
その熱の多くを生み出しているのが筋肉です。
特に安静時でも、筋肉は基礎代謝に大きく関与しています。
つまり筋肉量が多いほど、身体はエネルギーを使いやすくなります。
そしてエネルギーを使う時には、“熱”が発生し、これが体温維持へ繋がります。
逆に筋肉量が少ないと、熱産生能力が低下し、冷えやすくなります。
特に女性は男性より筋肉量が少ない傾向があるため、冷え性が起こりやすいと言われています。
さらに現代人は活動量そのものが減っています。
デスクワーク。
スマホ。
車移動。
筋肉を使う機会が減ると、熱を作る機会も減ります。
つまり“低活動生活”そのものが、低体温へ繋がる可能性があるのです。
⭐️平熱が高いメリットとは?
ここで気になるのが、「平熱が高いと何がいいの?」という点だと思います。
まず重要なのが、“血流”です。
体温が低い状態では、血管が収縮しやすくなり、末梢循環が悪くなり、手足が冷えやすくなるのです。
逆に適切な体温が保たれると、血流循環がスムーズになりや、酸素や栄養も全身へ届きやすくなります。
さらに老廃物回収効率も変わります。
実際、「身体が冷えると疲れやすい」と感じる方はかなり多いです。
また、平熱と免疫機能の関係も注目されています。
免疫細胞は、ある程度適切な体温環境で働きやすいと言われています。
逆に低体温状態では、免疫機能低下との関連が指摘されるケースもあります。
特に現代では、
睡眠不足
ストレス
運動不足
食事バランス低下
などによって、自律神経が乱れている方が多いです。
すると血流調整機能も乱れやすくなります。
その結果、冷えやすくなるケースもあります。
つまり平熱とは、“単なる数字”ではありません。
身体機能そのものを反映している部分もあるのです。
⭐️筋トレで体温が上がりやすくなる理由
では、なぜ筋トレが体温改善へ繋がるのでしょうか?
ここにはいくつか理由があります。
まず大きいのが、筋肉量増加による基礎代謝向上です。
筋肉は、存在しているだけでもエネルギーを消費します。
つまり筋肉量が増えると、“何もしなくても熱を作りやすい身体”へ近づきます。
さらに筋トレでは、血流が大きく増加します。
特にスクワットやデッドリフトなど、大筋群を使うトレーニングでは全身循環がかなり活性化します。
また筋トレは、自律神経へも影響します。
適切な運動習慣は、自律神経バランス改善に関与し“体温調整しやすい身体”へ近づくのです。
⭐️“褐色脂肪細胞”との関係です
褐色脂肪細胞は熱産生へ関与する脂肪細胞です。
最近では、運動によって褐色脂肪細胞活性化が期待される研究もあります。
つまり筋トレは、単純に筋肉だけでなく、“熱を生み出すシステム全体”へ刺激を入れている可能性があるのです。
⭐️低体温と生活習慣病の関係
実は低体温傾向は、生活習慣病とも無関係ではありません。
もちろん「体温低い=病気」という単純な話ではありません。
しかし活動量低下、筋肉量低下、代謝低下は、生活習慣病リスクとも関係します。
特に内臓脂肪増加は重要です。
内臓脂肪が増えると慢性炎症状態へ傾きやすくなります。
さらに活動量が低下すると、筋肉も減少しやすくなる。
すると熱産生能力も低下しやすい。
つまり、
活動量低下
↓
筋肉減少
↓
代謝低下
↓
冷えやすくなる
↓
さらに動かなくなる
という悪循環が起こるケースがあります。
ここで重要なのが、“動く習慣”です。
特にウエイトトレーニングは、筋力だけでなく活動量そのものを増やすきっかけにもなります。
実際、筋トレ習慣がある人ほど、「身体を動かすこと」への抵抗感が減りやすいです。
すると日常活動量も増えやすくなります。
つまり筋トレは、“生活全体を動かしやすくする”可能性があるのです。
⭐️平熱が上がると“元気感”が変わる
筋トレを継続している人ほど、
「朝ラクに起きられるようになった」
「疲れにくくなった」
「活動的になった」
という変化を感じるケースがあります。
もちろん睡眠や食事も関係します。
しかし“身体が温まりやすい状態”は、活動性にも影響する可能性があります。
特に血流改善は大きく血流が良いと、酸素供給効率も変わります。
逆に冷えやすい状態では、筋肉も硬くなりやすく、肩こりや腰痛が強くなるケースもあります。
ここで筋トレによって身体を動かすと、関節も動きやすくなります。
つまり“温かい身体”とは、単に体温が高いだけではなく、循環しやすく、動きやすい身体でもあるのです。
⭐️筋肉は“未来の健康”を守る
年齢とともに筋肉量は低下し、熱産生能力も下がりやすくなります。
特に高齢になると、「寒がりになった」と感じる方が増えます。
これは加齢による筋肉量低下も影響しています。
だからこそ、“今から筋肉を守る”ことが重要なのです。
筋トレは、単なるボディメイクではありません。
血流。
代謝。
体温。
活動量。
生活の質。
こうした全体へ関わっています。
そして面白いことに、“平熱が高い人ほど元気そうに見える”ケースも多いです。
これは実際、血流や活動性が関係している可能性があります。
つまり筋肉とは、“見た目を変えるだけのもの”ではないのです。
◆ パーソナルジム心斎橋からのご案内
パーソナルジム心斎橋では、単なる筋肥大ではなく、“健康的に機能する身体作り”を大切にしています。
理学療法士視点から、筋力・姿勢・呼吸・血流・身体機能まで総合的に評価し、一人ひとりに合わせたトレーニングをご提案しています。
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「健康的に身体を変えたい」
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