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筋トレは「うつ病の治療」になり得るのか?

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筋トレは「うつ病の治療」になり得るのか?

筋トレは「うつ病の治療」になり得るのか?

2026/01/30

― 運動療法(特に筋トレ)の科学的な役割 ―

 

監修・著者:

パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起

https://personalgymshinsaibashi.jp/

 

前回記事:慢性炎症とは?

うつ病(抑うつ症状)は、気分だけの問題ではなく、身体機能、日常生活機能、社会参加、そして生活の質全般に影響する重大な健康課題です。

 

多くの治療法が存在しますが、近年の科学的研究では「運動療法」、とりわけ筋力トレーニング(筋トレ)などの身体活動がうつ病の症状改善に寄与する可能性が複数の臨床試験・メタアナリシスで示されてきています。

 

今回は、

 

・そもそもうつ病と身体活動の関係

・筋トレがどのようにうつ症状に影響を与えるのか

・ランダム化比較試験などが示すエビデンス

・筋トレを効果的な治療戦略として活かすポイント

を解説します。

鬱と運動

① うつ病と身体活動の関連

 

複数の研究レビューから、身体活動(exercise)そのものがうつ病の症状を軽減する可能性があるという知見が蓄積されています。

 

2024年のシステマティックレビューでも、ウォーキングやジョギング、ヨガ、そして筋力トレーニングがうつ症状の改善と関連していると報告されています。

 

この分析は200以上のランダム化比較試験を基にしており、心理療法や抗うつ薬と比較しても一定の効果が示唆されるという内容です。

 

ポイントとしては

✔ 運動は薬物療法や心理療法の補完療法として有用

✔ さまざまな強度の運動が効果を示す

✔ 継続性があるほど効果が出やすい

 

といった傾向が確認されています。

 

 

② 筋トレ単独の抗うつ効果のエビデンス

 

筋力トレーニング(レジスタンストレーニング)単独に着目した解析でも、抗うつ効果があるという研究が複数あります。

 

■ メタアナリシスの結果

33の無作為化比較試験(約2,000人対象)を統合した2018年のメタアナリシスでは、レジスタンストレーニングがうつ病症状を有意に低下させたという報告があります。

 

最近の別の解析でも、29のランダム化比較試験を統合した結果、筋トレは抑うつ・不安症状の改善に有意な効果を示しました。

 

うつ病や不安症状を対象としたレビューでも、レジスタンストレーニングが改善に寄与するというデータが蓄積されています。

 

これらは「うつが完全に治る」と断言するものではありませんが、症状の軽減・生活の質改善に寄与する可能性があるという科学的根拠として評価されています。

筋トレとメンタル

③ なぜ筋トレがうつ病に効果的なのか?

 

✔ 神経化学的変化

運動は脳内でセロトニン、ドーパミン、エンドルフィンといった気分を高める神経伝達物質の分泌に影響します。

これが「気分が良くなる」「ストレスが減る」という心理的効果につながります。

 

✔ ストレス反応の調整

うつ病患者ではストレスホルモン(例:コルチゾール)が慢性的に高い傾向があり、適度な筋トレはこうした反応を調整する作用が示唆されています。

 

✔ 自己効力感の向上

筋トレにより体力や見た目、自己管理感が向上すると、「行動できる」という自信がつき、抑うつ感の緩和に寄与します。

これは心理的な行動変容モデルに基づく重要なメカニズムとされています。

 

 

④ どんな運動が効果的なのか?

 

研究によれば、昼間に行う中等度〜高強度の運動(例:有酸素+筋トレ)は、軽い運動よりもうつ症状改善効果が高く示されています。

 

ただし、これはあくまで治療的な補完アプローチとしての位置づけです。

 

また、ヨガや太極拳などの心身運動でも改善効果が報告されていて、個人の好みや体力に合わせて選べる柔軟性があります。

運動の種類

⑤ 注意点と安全性

 

筋トレがうつ症状に効果があるとはいえ、うつ病の治療は専門医の診断・薬物療法・心理療法と併用すべきであり、単独の“治療”として完結させるものではありません。

 

特に症状が重い場合は医療機関と連携することが重要です。

 

また、過度な運動や強すぎる負荷はストレス反応を逆に高める可能性があり、適切な負荷設定・休息・生活リズムの調整が必要です。

 

 

まとめ|筋トレとうつ病

 

✔ 運動療法(ストレングス・トレーニングを含む)はうつ症状の改善に一定の効果があると複数の研究が示している。

 

✔ レジスタンストレーニング単独でも抑うつ症状が軽減するというRCT・メタアナリシスが報告されている。

 

✔ 神経伝達物質の変化やストレスホルモンの調整、心理的な自己効力感の向上が関連する可能性がある。

 

✔ 医療的治療と併用する補完療法として有効であり、適切な計画のもと取り入れることが推奨される。

 

 

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