いわゆる40肩(肩関節周囲炎)に運動が重要な理由
2026/03/19
いわゆる40肩(肩関節周囲炎)に運動が重要な理由とは?理学療法士の視点で解説
監修・著者
https://personalgymshinsaibashi.jp/
前回記事:関節疾患はなぜ女性に多いのか?
こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡大起です😊
「腕が上がらない」
「服を着るのがつらい」
「夜にズキズキ痛む」
こうした症状で悩まされる、いわゆる40肩・50肩(肩関節周囲炎)。
特に40代以降で発症することが多く、日常生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
そして多くの方がこう考えます。
「痛いから動かさない方がいいのでは?」
「安静にしていれば治るのでは?」
しかし実際には、この考え方が回復を遅らせてしまうこともあります。
結論から言うと、適切な運動は40肩の回復にとても重要です。
もちろん痛みの状態によって調整は必要ですが、完全な安静はむしろ関節の硬さを進行させてしまう可能性があります。
今回は理学療法士の視点から、「なぜ40肩に運動が重要なのか」をエビデンスに基づいて解説していきます。
⭐️40肩とは何が起こっているのか
40肩は正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、肩関節の周囲に炎症や拘縮(硬くなること)が起こる状態です。
主な症状としては
・肩の痛み
・可動域制限(腕が上がらない)
・夜間痛
などがあります。
この疾患の特徴は、単なる炎症だけではなく
・関節包の拘縮
・筋肉の柔軟性低下
・滑走障害
など、複数の要素が関与している点です。
つまり40肩は、痛み+動きの制限が同時に起こる疾患なのです。
⭐️なぜ動かさないと悪化するのか
痛みがあると、どうしても動かさなくなります。
しかし肩関節は、動かさない期間が長くなると
・関節包が硬くなる
・筋肉が短縮する
・滑走性が低下する
といった変化が起こります。
これによってさらに動きが悪くなり、痛みも長引く可能性があります。
研究でも、肩関節周囲炎において適度な運動療法が可動域改善や痛み軽減に有効である可能性が示されています。
つまり、動かさない → 硬くなる → さらに動かないという悪循環に入ってしまうのです。
⭐️運動が回復を促進する理由
ではなぜ運動が重要なのでしょうか。
理由は大きく3つあります。
①血流の改善
運動によって血流が促進されることで、炎症物質の除去や組織の回復が進みやすくなります。
②関節可動性の維持
関節を適切に動かすことで、関節包や筋肉の柔軟性を保つことができます。
③神経再教育
痛みによって崩れた動作パターンを修正することで、スムーズな動きが戻りやすくなります。
つまり運動は単なる「筋トレ」ではなく、関節機能を回復させるための重要な治療手段なのです。
⭐️痛みの段階ごとに運動は変わる
40肩のリハビリでは、状態に応じた運動が必要です。
急性期(炎症が強い時期)では、無理に動かすと痛みが強くなるため、軽い可動域運動や痛みの出ない範囲での動きが中心になります。
一方で慢性期(拘縮が主体の時期)では、積極的に可動域を広げる運動が重要になります。
このように同じ40肩でも時期によってアプローチが変わるという点が非常に重要です。
⭐️筋力低下がさらに悪循環を生む
肩を動かさない状態が続くと、筋力も低下していきます。
特に重要なのがインナーマッスル(回旋筋腱板)と肩甲骨周囲筋です。
これらの筋肉が弱くなると
・関節の安定性低下
・動作の代償
・肩の負担の増加
が起こります。
その結果、さらに痛みが出やすくなります。
つまり40肩では柔軟性+筋力の両方が重要なのです。
⭐️動かすことが回復への近道
40肩のリハビリは、正直楽ではありません。
動かすと痛いし、怖さもあります。
しかし適切な範囲で動かすことが
・回復を早める
・可動域を改善する
・痛みを軽減する ことにつながります。
もちろん無理は禁物ですが、「全く動かさない」ことは逆効果になる可能性があります。
つまり40肩の改善には適切に動かす勇気が必要なのです。
⭐️リハビリは早めが重要
40肩は自然に改善するケースもありますが、放置すると可動域制限が残存し、慢性化につながることもあります。
研究でも、早期からの運動療法が機能改善に寄与する可能性が示されています。
つまり、痛みが出た時点で適切な対応をすることが非常に重要です。
⭐️日常生活の積み重ねが変える
リハビリというと特別なことに感じるかもしれませんが、実際は日常生活の中での動きが非常に重要です。
少しずつでも動かすことを積み重ねることで、関節の柔軟性や筋力・動作の質が改善していきます。
つまり40肩の改善は日々の小さな積み重ねによって作られていきます。
⭐️⭐️まとめ⭐️⭐️
・40肩は関節の炎症と拘縮が関係する
・動かさないと悪化する可能性がある
・運動は血流と可動域を改善する
・段階に応じた運動が重要
・筋力低下も痛みの原因になる
・適切に動かすことが回復につながる
◆ パーソナルジム心斎橋からのご提案
パーソナルジム心斎橋では、理学療法士の視点から身体の状態を評価しながらトレーニング指導を行っています。
40肩の改善には
・可動域の改善
・筋力の回復
・正しい動作の習得
がとても重要です。
適切なリハビリを行うことで
・痛みの軽減
・動作の改善
・日常生活の向上
につながる可能性があります。
「肩の痛みが続いている」
「腕が上がらない」
「何をしたらいいか分からない」
そんな方はぜひ一度、パーソナルジム心斎橋へご相談ください😊
理学療法士の視点から、あなたの状態に合わせたリハビリとトレーニングをご提案いたします。
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