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浮腫(むくみ)と下肢ポンプ機能

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浮腫(むくみ)と下肢ポンプ機能

浮腫(むくみ)と下肢ポンプ機能

2026/03/17

浮腫(むくみ)と下肢ポンプ機能 ― 脚を動かすことが体を守る理由

 

監修・著者

パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起

https://personalgymshinsaibashi.jp/

 

前回記事:脊椎疾患と筋肉

こんにちは!

パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡大起です😊

 

夕方になると脚が重くなる。

靴下の跡がくっきり残る。

脚がパンパンに張った感じがする。

 

こうした経験がある方は多いのではないでしょうか。

 

これは一般的に浮腫(むくみ)と呼ばれる状態です。

特にふくらはぎや足首に起こることが多く、長時間立っている仕事やデスクワークをしている人に多く見られます。

 

実はこの「むくみ」、単なる水分の問題だけではありません。大きく関係しているのが下肢ポンプ機能です。

 

下肢ポンプ機能とは、脚の筋肉がポンプのように働き、血液や体液を心臓へ戻す働きのことを指します。

 

つまり脚の筋肉は、単に歩いたり立ったりするためだけではなく、血液循環を助ける重要な役割を持っているのです。

 

今回はリハビリの視点から、浮腫と下肢ポンプ機能の関係について解説していきます。

 

 

⭐️浮腫とは何か

浮腫とは、体の組織の中に余分な水分が溜まった状態を指します。

 

体内の水分は、血管と組織の間を常に移動しています。

通常は、血管・リンパ管・細胞などのバランスによって水分量が調整されています。

 

しかしこのバランスが崩れると、組織の中に水分が溜まり、浮腫が起こります。

 

浮腫の原因にはさまざまなものがありますが、日常生活でよく見られるのは

・長時間の同じ姿勢

・運動不足

・筋力低下 などです。

 

特に脚の浮腫は、血液が心臓に戻りにくくなることが大きく関係しています。

 

 

⭐️血液は重力に逆らって戻っている

人間の血液循環は、心臓のポンプによって全身に送り出されています。

 

しかし脚から心臓に戻る血液は、重力に逆らって上に戻らなければなりません。

 

例えば立っている状態では、心臓よりも脚の方が下にあります。そのため血液は下に溜まりやすくなります。

 

このとき重要になるのが、脚の筋肉です。

 

ふくらはぎや太ももの筋肉が収縮することで、血管が押され、血液が上に押し戻されます。

この働きを筋ポンプ作用、または下肢ポンプ機能と呼びます。

 

つまり脚の筋肉は、第二の心臓とも呼ばれる重要な役割を持っているのです。

⭐️筋肉が弱くなると浮腫が起こる

脚の筋肉が弱くなると、このポンプ機能が低下します。

 

筋肉の収縮が弱いと血管を押す力が弱くなり、血液が心臓に戻りにくくなります。

 

その結果、脚の血管に血液が溜まりやすくなり、血管の外に水分が漏れ出すことで浮腫が起こります。

 

特にふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)は、このポンプ機能に重要な役割を持っています。

 

研究では、ふくらはぎの筋ポンプ機能が低下すると、静脈還流が低下し、浮腫が起こりやすくなることが報告されています。

 

つまり脚のむくみは、単なる水分の問題ではなく、筋肉の働きの問題でもあるのです。

 

 

⭐️長時間座る生活が浮腫を作る

現代社会では、デスクワークや長時間の移動など、座っている時間が長い生活になりがちです。

 

長時間同じ姿勢で座っていると、脚の筋肉はほとんど動きません。

筋肉が動かないということは、下肢ポンプ機能も働かないということです。

 

その結果、脚の血液循環が悪くなり、浮腫が起こりやすくなります。

 

長時間のフライトなどで起こる「エコノミークラス症候群」も、同じような仕組みです。

 

つまり脚のむくみを防ぐためには、脚の筋肉を動かすことが非常に重要になります。

⭐️運動は浮腫の改善に役立つ

浮腫を予防するために重要なのが、脚を動かすことです。

 

歩く・階段を使う・スクワットをするなど、こうした運動によって、脚の筋肉が収縮し、血液循環が改善します。

 

特にウォーキングは、下肢ポンプ機能を活性化する代表的な運動です。

また筋トレによって脚の筋肉量が増えると、ポンプ機能も強くなります。

 

つまり脚の筋肉を鍛えることは、見た目のトレーニングだけではなく、循環機能を改善するリハビリでもあるのです。

 

 

⭐️しんどいけど脚を動かすことが大切

脚のトレーニングや運動は、正直しんどいこともあります。

 

スクワットはきついし、階段も疲れるし、歩くのも面倒な日があります。

 

しかし脚の筋肉は

・血液循環

・むくみ予防

・健康寿命

などに大きく関係しています。

 

脚を動かすことは、単なる運動ではなく、体の循環を守る行動なのです。

 

つまり脚を動かす習慣は、体を健康に保つためのとても重要な習慣と言えるでしょう。

⭐️浮腫予防は日常生活から

浮腫を防ぐためには、特別なことをする必要はありません。

 

大切なのは、日常生活の中で脚を動かすことです。

例えば、こまめに立つ・歩く習慣を作る筋トレをするなどの行動が、下肢ポンプ機能を活性化します。

 

脚の筋肉は、健康を守る重要な筋肉です。

 

つまり脚を動かすことは、体の循環を守るリハビリとも言えるのです。

 

 

⭐️⭐️まとめ⭐️⭐️

・浮腫は体内に水分が溜まる状態

・脚の筋肉は血液を心臓へ戻すポンプ機能を持つ

・筋力低下は浮腫の原因になる可能性がある

・長時間座る生活は浮腫を起こしやすい

・歩行や筋トレは下肢ポンプ機能を改善する

・脚を動かすことが浮腫予防につながる

 

 

パーソナルジム心斎橋からのご提案

パーソナルジム心斎橋では、理学療法士の視点から身体の状態を評価しながらトレーニング指導を行っています。

 

浮腫の背景には

・脚の筋力低下

・血液循環の低下

・運動不足

などが関係していることがあります。

 

適切な運動習慣を身につけることで

・下肢ポンプ機能の改善

・血液循環の向上

・むくみ予防

につながる可能性があります。

 

「脚のむくみが気になる」

「運動不足を改善したい」

「健康的に体を動かしたい」

そんな方はぜひ一度、パーソナルジム心斎橋へご相談ください😊

 

理学療法士の視点から、身体の循環機能を高める効率の良いトレーニングをご提案いたします。

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