慢性炎症のリスクとは?
2026/03/12
こんにちは!
パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡大起です😊
「炎症」という言葉を聞くと、多くの人はケガや感染症をイメージすると思います。
例えば捻挫や傷ができると、その部分が赤く腫れたり熱を持ったりします。
これは体を守るための正常な反応であり、医学的にはとても重要な働きです。
しかし問題になるのが、
慢性炎症(chronic inflammation)です。
慢性炎症は自覚症状がほとんどないまま体の中で長く続く炎症状態です。
この慢性炎症は、現在の医学では多くの病気の原因として注目されています。
例えば
・糖尿病
・動脈硬化
・心血管疾患
・肥満
・認知症
など、多くの生活習慣病と深く関係しています。
そしてこの慢性炎症は、運動不足や筋肉量の低下とも強く関係しています。
今回は生理学的な視点から
・慢性炎症とは何か
・体に起こる影響
・運動と筋肉の関係
について解説していきます。
◆ 慢性炎症とは何か
炎症は本来、体を守るための防御反応です。
細菌やウイルスが体に入ると、免疫細胞が働き炎症が起こります。
この反応によって異物を排除し、体を守ります。
通常の炎症は数日で治まります。
しかし、炎症が長期間続く状態を慢性炎症と呼びます。
慢性炎症の特徴は、自覚症状がほとんどないことです。
そのため多くの人は体で炎症反応が起きていることに気付きません。
慢性炎症が続くと体の中では
・炎症性サイトカイン
・免疫反応
・酸化ストレス
などが持続的に起こっています。
研究では慢性炎症が、多くの生活習慣病の共通原因であることが分かっています。
そのため、慢性炎症は体の老化を進める1つの要因とも言われています。
◆ 慢性炎症が起こる原因
慢性炎症の原因はさまざまですが、現代社会では主に生活習慣が関係しています。
特に大きな原因となるのが
・運動不足
・肥満
・睡眠不足
・ストレス です。
例えば肥満です。
脂肪組織は単なるエネルギーの貯蔵場所ではなく、増えすぎると脂肪細胞は炎症性物質を分泌します。
肥満になると脂肪組織が増え、炎症性サイトカインが多く分泌されます。
研究では肥満の人ほど慢性炎症マーカー(CRPなど)が高いことが確認されています。
つまり脂肪が増えると体は常に炎症状態に陥るとされます。これは動脈硬化や糖尿病の大きな原因になります。
◆ 慢性炎症は血管を傷つける
慢性炎症は特に血管に大きな影響を与えます。
血管の内側には「血管内皮細胞」という組織があります。
この内皮細胞は血流を調整し、血管の健康を保っていますが、炎症が続くと、この内皮細胞がダメージを受けます。
その結果
・血管が硬くなる
・動脈硬化が進む
・血流が悪くなる
という状態になります。
そのため、慢性炎症が心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めることが確認されています。
以上のことから慢性炎症は血管の老化を進めるともされています。
◆ 筋肉は炎症を抑える
ここで重要になるのが筋肉です。
筋肉は単なる運動器ではありません。
筋肉は「マイオカイン」という物質を分泌します。
マイオカインの一つの特徴として抗炎症作用があります。
運動すると筋肉からマイオカインが分泌され、炎症性サイトカインを抑える働きがあります。
研究では運動習慣がある人は
・炎症マーカーが低い
・生活習慣病リスクが低い
ことが確認されています。
つまり筋肉は炎症を抑える作用もあるのです。
そして筋肉を活性化させる方法が筋トレや運動です。
◆ 慢性炎症に対する運動療法
運動療法による全身の健康改善も重要視されています。
運動療法を行うことで
・血流改善
・筋肉量増加
・炎症抑制
が起こります。
運動療法自体が炎症を抑える治療でるとも言えます。
◆ まとめ
慢性炎症は多くの病気と関係しています。
今回のポイントをまとめます。
⭐ 慢性炎症は長期間続く炎症状態
⭐ 自覚症状はほとんどない
⭐ 生活習慣病と深く関係している
⭐ 血管の老化を進める
⭐ 筋肉と運動は炎症を抑える作用がある
つまり健康を守るために、筋肉を動かすことも重要ということです。
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