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FAI(股関節インピンジメント)とは?

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FAI(股関節インピンジメント)とは?

FAI(股関節インピンジメント)とは?

2026/03/07

FAI(股関節インピンジメント)とは?股関節唇損傷と運動療法の効果

 

監修・著者

パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起

https://personalgymshinsaibashi.jp/

 

前回記事:老化は病気?医学的に考える「加齢」と身体の変化

こんにちは!

パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡大起です😊

 

股関節の痛みで来られる方の中で、近年よく耳にする疾患があります。

 

それが FAI(Femoroacetabular Impingement:大腿骨寛骨臼インピンジメント)です。

 

スポーツをしている方や、比較的若い世代でも発症することがあり、股関節の障害の一つです。

 

実際に患者さんからは、

「股関節が詰まる感じがする」

「深くしゃがむと股関節が痛い」

「踏ん張ったりすると前側が痛い」

このような症状を訴えることが多くあります。

 

さらにFAIは、股関節唇損傷(ラブラルティア)と深く関係していることも知られています。

 

今回は

・FAIとはどのような疾患なのか

・股関節唇損傷との関係

・リハビリや運動療法の効果

について、医学的な視点から解説していきます。

 

 

◆ FAIとは何か?

FAIとは、股関節の骨の形状によって関節内で衝突(インピンジメント)が起こり、痛みや機能障害を引き起こす状態のことを指します。

 

股関節は、大腿骨の骨頭と骨盤の寛骨臼によって構成される「球関節」です。

本来はこの構造によって滑らかに動く関節ですが、骨の形状に異常があると、動かした際に骨同士がぶつかってしまうことがあります。

 

この衝突が繰り返されることで、関節の中にある軟部組織が損傷してしまいます。その代表的なものが股関節唇(ラブラム)です。

 

FAIは比較的若い世代にも多く、スポーツ活動が活発な人に多いことが知られています。

サッカー、アイスホッケー、バスケットボールなど、股関節を大きく動かすスポーツで発症しやすいと言われています。

 

社会人では、物や人を持つ機会が多い方に罹患率が高いイメージです。

 

研究でも、FAIは股関節痛の原因として重要な要因の一つであることが報告されています。

◆ FAIには2つのタイプがある

FAIは主に2つのタイプに分けられます。

 

①CAM型インピンジメント

CAM型は、大腿骨頭の形状が完全な球形ではなく、少し膨らんだ形になっているタイプです。

この形状によって股関節を曲げたときに骨同士がぶつかりやすくなります。

特に若い男性アスリートに多いと言われています。

 

 

②Pincer型インピンジメント

こちらは骨盤側の寛骨臼が大きく被さりすぎている状態です。

この場合も股関節を動かした際に骨同士の衝突が起こりやすくなります。

実際の臨床では、この2つが混合しているケースも多く見られます。

 

 

◆ 股関節唇損傷との関係

FAIで特に問題になるのが、股関節唇(ラブラム)へのダメージです。

 

股関節唇は、寛骨臼の周囲にある軟骨のような組織で、関節を安定させる役割があります。

 

しかしFAIによって骨の衝突が繰り返されると、この股関節唇にストレスがかかり、やがて損傷してしまうことがあります。

 

股関節唇損傷が起こると、

・股関節前方の痛み

・引っかかる感覚

・クリック音

・可動域制限

などの症状が出ることがあります。

 

研究でも、FAIは股関節唇損傷の主要な原因の一つとされており、早期の対応が重要とされています。

◆ 運動療法の重要性

FAIや股関節唇損傷と聞くと、「手術が必要なのでは?」と不安になる方も多いと思います。

 

確かに症状が強い場合や構造的な問題が大きい場合には手術が検討されることもあります。

しかし近年では、保存療法としての運動療法の効果も多く報告されています。

 

研究では、股関節周囲の筋肉を強化することで痛みの軽減や機能改善が得られる可能性が示されています。

 

特に重要なのが、

・股関節周囲筋

・体幹筋

・臀部筋群

の働きです。

 

これらの筋肉が適切に働くことで股関節の安定性が高まり、関節への負担を減らすことができると言われています。

 

また運動療法では、筋力トレーニングだけでなく可動域の改善や動作の修正も重要です。

股関節の使い方が改善することで、関節へのストレスを減らすことができます。

 

このような理由から、FAIのリハビリでは運動療法が重要な役割を果たすとされています。

◆ まとめ

FAIは股関節の構造によって関節内で衝突が起こる疾患であり、股関節痛の原因の一つとして知られています。

 

今回のポイントをまとめると次の通りです。

 

⭐️FAIは股関節の骨形状によって起こるインピンジメントである

⭐️股関節唇損傷の原因になることがある

⭐️スポーツをしている若年層にも多い

⭐️股関節周囲筋の機能が重要

⭐️運動療法によって症状改善が期待できる

 

股関節の痛みは放置すると慢性化することもあります。

早めに身体の状態を評価し、適切な運動療法を行うことが大切です。

 

 

◆ パーソナルジム心斎橋からのご提案

パーソナルジム心斎橋では、理学療法士の知識を活かしながら身体の状態を評価し、適切な運動指導を行っています。

 

股関節の痛みや身体の不調でお悩みの方は、無理なトレーニングを行う前に身体の状態を確認することが重要です。

 

「股関節に違和感がある」「運動すると痛みが出る」

そんな方はぜひ一度、パーソナルジム心斎橋へご相談ください😊

安全で効果的な運動方法をご提案いたします!

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