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筋肉内の脂肪浸潤とは?

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筋肉内の脂肪浸潤とは?

筋肉内の脂肪浸潤とは?

2026/04/06

筋肉内の脂肪浸潤とは?見た目と健康に影響する“見えない脂肪”の正体

 

監修・著者

パーソナルジム心斎橋 理学療法士 志戸岡 大起

https://personalgymshinsaibashi.jp/

 

前回記事:筋肉を付けると美脚になる理由

 

こんにちは!

パーソナルジム心斎橋 理学療法士の志戸岡 大起です☺️

「筋トレしてるのに思ったより引き締まらない」

「見た目はそこまで太っていないのに健康診断で引っかかる」

 

こういった状態、実は“ある脂肪”が関係している可能性があります。

 

それが今回のテーマである筋肉内の脂肪浸潤(intramuscular fat infiltration)です。

 

あまり聞き慣れない言葉ですが、これは近年のリハビリ・スポーツ医学・代謝研究の分野で非常に注目されています。

 

そして重要なのは、この脂肪は見た目では分かりにくいのに、パフォーマンスや健康に大きく影響するという点です。

 

今回は理学療法士の視点から、「筋肉内の脂肪浸潤とは何か」「なぜ起こるのか」「どう防ぐのか」をエビデンスベースで解説していきます。

 

 

① 筋肉の中にも脂肪は存在する

まず前提として、脂肪は皮下や内臓だけにあるわけではありません。

 

筋肉の中にも脂肪は存在します。

これには大きく2種類あります。

 

①筋細胞内に蓄積される脂肪(IMCL:intramyocellular lipid)

②筋肉の隙間に入り込む脂肪(IMAT:intermuscular adipose tissue)です。

 

通常、これらは少量であれば問題ありません。

特にIMCLはエネルギー源として利用されることもあり、アスリートでは適度に存在しています。

 

しかし問題になるのは、これらが過剰に増えた状態です。

これを筋肉内の脂肪浸潤と呼びます。

 

つまり脂肪が筋肉の“中”や“間”に入り込み、筋肉の質を低下させてしまう状態です。

② 脂肪浸潤は“筋肉の質”を低下させる

筋肉内に脂肪が増えると何が問題か。

 

それは、筋肉の“質”が低下することです。

 

ここでいう筋肉の質とは「どれだけ効率よく力を発揮できるか」という能力です。

 

脂肪が入り込むことで

・筋繊維の密度が低下する

・収縮効率が落ちる

・神経伝達が乱れる

といった変化が起きます。

 

その結果、見た目には筋肉があっても

・力が出ない

・疲れやすい

・パフォーマンスが低い

という状態になります。

 

実際の研究でも、筋肉内脂肪が多いほど筋力や歩行能力が低下することが報告されています。

 

つまり脂肪浸潤は筋肉量ではなく筋肉の中身を劣化させるが問題なのです。

 

 

③ インスリン抵抗性と深く関係している

筋肉内の脂肪浸潤は、見た目やパフォーマンスだけでなく、代謝にも大きく影響します。

 

特に重要なのがインスリン抵抗性です。

通常、筋肉は血中の糖を取り込む主要な組織です。

 

しかし、筋肉内に脂肪が蓄積すると細胞内で炎症や脂質代謝の異常が起こり、インスリンの働きが阻害されます。

 

その結果

・血糖値が上がりやすくなる

・脂肪が蓄積しやすくなる

・糖尿病リスクが上がる

といった状態になります。

 

つまり筋肉内脂肪は隠れた生活習慣病リスクとも言える存在です。

 

見た目が痩せていても(いわゆる隠れ肥満)筋肉内脂肪が多いケースは少なくありません。

④ なぜ脂肪浸潤は起こるのか

ではなぜこのような状態が起きるのか。

 

主な原因は以下の四通りです。

 

⭐️運動不足

筋肉を使わない状態が続くと、エネルギーとして使われなかった脂肪が筋内に蓄積されていきます。

これが最も大きな要因です。

 

⭐️加齢

加齢に伴い筋肉量は減少し、脂肪が入り込みやすくなります。

これがサルコペニアと脂肪浸潤が同時に進む原因です。

 

⭐️過剰なカロリー摂取や高脂質・高糖質の食事

消費しきれないエネルギーが、皮下脂肪だけでなく筋肉内にも蓄積されるのです。

 

⭐️ケガや手術後の不活動期間

例えば膝の手術後などでは、大腿四頭筋に脂肪浸潤が起こりやすいことが知られています。

 

つまり脂肪浸潤は“使わない・動かない・余る”という環境で進行するのです。

 

 

⑤ 筋トレは脂肪浸潤を改善できる

ここまで読むと怖く感じるかもしれませんが、安心してください。

 

筋肉内の脂肪浸潤は、適切な介入で改善可能です。

 

最も効果的なのが、筋力トレーニングと有酸素運動の併用です。

 

筋トレによって

・筋繊維の再構築

・脂肪の利用促進

・筋肉の密度向上

が起こります。

 

さらに有酸素運動により脂肪の酸化が促進され、筋内脂肪の減少につながります。

 

研究でも、運動介入により筋肉内脂肪が減少し、筋力やインスリン感受性が改善することが報告されています。

 

また、タンパク質摂取も重要です。

筋肉の再合成を促進することで、脂肪に置き換わりにくい環境を作ります。

 

つまり重要なのは、、筋肉を“量”だけでなく“質”も高めることです。

まとめ

・筋肉内の脂肪浸潤とは筋肉の中や間に脂肪が入り込む状態

・筋肉量ではなく“筋肉の質”を低下させる

・インスリン抵抗性と関係し健康リスクを高める

・運動不足や加齢、過剰摂取で進行する

・筋トレと有酸素運動で改善可能

 

 

◆ パーソナルジム心斎橋からのご提案

「筋トレしているのに思ったより効果が出ない」

「体型は普通なのに健康面が気になる」

こういった場合、筋肉の“質”に問題がある可能性があります。

 

パーソナルジム心斎橋では理学療法士の視点から

・筋肉量だけでなく質の評価

・個別に合わせたトレーニング

・代謝改善を目的とした栄養指導

を行っています。

 

ただ筋肉を増やすだけでなく、機能的で健康的な見た目のになることを重視しています。

 

見た目と健康を両立した身体作りをしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

一緒に効率的な体作りを進めていきましょう!☺️

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